家政婦のようにコミュニケーションをする

先日、プロフェッショナルという

NHKの番組で、

家政婦の方が特集されていました。

 

この家政婦の方は、料理専門。

 

元々は有名なレストランで頭角を

表した方なのですが、フランスで体験した

ホームパーティーを機に、

 

「身近な人に楽しんでもらえる料理をする。」

 

ということを信条として日々

家庭に訪問し、料理を作っていました。

 

一つの家庭では、3時間の時間を

使い、1週間分の料理を作ります。

(品数で言うと15品ほどです。)

 

勝手知ったる自分の家の

キッチンでも、

3時間で15品を作るのは

大変ですよね。

 

かたや、道具や調味料すら

バラバラな、それぞれの家庭で

料理を作るというのは、

至難の業と言えるでしょう。

 

実際に番組を見ていると、

この方は更に、

その家庭の状況に合わせて

料理をアレンジしていました。

 

例えば、

小さい子供がいる家庭では、

食材を少し小さめに切り、

噛みやすいようにしてあげる。

 

ほうれん草が嫌いな子供には、

ほうれん草をすりつぶして

ハンバーグの中に入れ、

食べれるようにしてあげる。

 

という工夫をしていました。

 

まさにプロフェッショナルの業。

という感じですよね。

 

相手の状況(食材や調味料)が

全く分からない所から、

相手の状況を調べ、

その状況に合わせて仮説を立て、

実際に料理を作って検証する。

 

という流れが完成されていました。

 

ところで、

この一連の流れ、

 

コミュニケーションにおいても

全く同じと言えないでしょうか?

 

すなわち、

事前に相手のことを調べ、

会話の中で相手の状況を知るための質問を重ね、

相手のことを知り、

相手が求めていることに対する仮説を立て、

実際の会話・アドバイスを通じてその仮説を検証する。

 

という流れです。

 

少なくとも、

自分が好きな料理を提供して、

「これ美味いから食べろ」

というコミュニケーションは、

本当のコミュニケーションとは

言えないでしょう。

 

相手のことを知り、

仮説を立て、検証する。

 

コミュニケーションにおいては、

この点をしっかりと意識しなければ

いけないと改めて感じたのでした。