付加価値はないけど、熱量だけはある「お願い営業」に要注意

お客様と色々なお話をしていると、

「お願い営業」をしている

会社が極めて多いと感じています。

 

お願い営業とは、その名の通りですが、

お仕事を下さい!お願いします!

 

という方法で仕事を取る

やり方のことです。

 

といっても、

私もこのお願い営業によって

心を動かされる場面が

結構ありました。

 

人は熱意によって動かされますので、

熱がない人間よりは、

熱がある人間の方が良いでしょう。

 

ただ、残念なことに、

今の日本では

「お願いをして仕事を取ったら

それで終了。」

 

という会社も極めて多いと思うのです。

 

 

ここで、営業をする立場から

このお願い営業について

考えてみましょう。

 

私は少なくとも、

お客様に対して

「私にまかせて下さい。お願いします。」

 

とは言うような気持ちには

なりません。

 

なぜなら、

私に仕事をお願いすることが

ベストな選択肢とは

限らないと考えているからです。

 

当社の事業の一つとして、

不動産の売却仲介があります。

 

当社では、他のどの会社よりも

高く売却する自信がありますが、

 

それはあくまでも

「私の主観」

の話であって、

 

実際に蓋を開けてみたら

当社よりも高く不動産を

売る会社があるかもしれません。

 

そういった意味で、

最後に決めるのは常に

「お客様」

だと思うのです。

 

ただし、お客様が意思決定を

するにあたり、

当社が持っている情報は

全て提供する。

 

ということは心がけています。

 

つまり、

お客様の立場で考えると、

「(当社が一番ですから)

当社にお任せ下さい!」

 

とは言えないと思うのです。

 

少し整理して考えてみると、

 

縦軸として「顧客への価値(付加価値と呼びましょう)」、

横軸に「やる気」があったとしましょう。

 

この時、

付加価値もなく、やる気もない

会社は最悪です。

 

まあ、こういった会社は

仕事も全く取れないでしょう。

 

そして、次にやっかいなのが

付加価値はないが、やる気はある

会社です。

 

熱量に押されて仕事を頼んで

しまうかもしれませんが、

付加価値がありませんので、

最終的には後悔に繋がるでしょう。

 

次に良いのが、

付加価値があるが、熱量がない

会社です。

 

激しい営業をしない職人かたぎな

会社といえるでしょうか。

 

そして、ベストなのが

付加価値があり、熱量もある

会社ですよね。

 

付加価値がなくても

熱量がある会社は、

やたらと行動力はありますので、

特に注意が必要です。

 

これから営業を受けるときには、

熱量だけではなく、

本質的な付加価値を意識して

話を聞いてみると、

相手の本質が見えてくるかもしれません。